だしと甲州 [甲州]
今まで、甲州にはどんなお料理が合いますか?と聞かれると、決まってお寿司と天ぷらを挙げていました。
甲州には、お寿司のような素材の風味を邪魔するような香りも派手さもありませんし、邪魔しないという観点では日本酒も同様ですが、相乗効果というワインならではの魅力を甲州もしっかり持っています![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
私の祖母は母方、父方両方とも、日本酒蔵の娘だったので、私も冬になると日本酒を温めて飲むのですが、お食事と合わせるとなると、アルコールの高さが気になったりします。
そんなわけで、お寿司が大好物の私は、お寿司には甲州
と決めているところがあります
ワインを飲み始めた友人の間でも「お寿司にワインなんてお洒落でいい
」なんてよく言われます![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
特におすすめは、鯛のような繊細な白身と「グレイス甲州菱山畑」のようなミネラル感が強い甲州で、どちらの良さも際立つ相性だと思っています
欲を言ってしまうと、酢飯は甘くない方が良いです(笑)。
また、天ぷらのように、衣が軽い揚げ物を、クリスピーな甲州といただくのも大好きです![[かわいい]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/148.gif)
厚みのある「グレイス甲州鳥居平畑」だったら、塩でも、だしとでも美味しく召し上がっていただけるはずです![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
今までは、東京のワイン市場を見てきたので、こういったお寿司や天ぷらと言った江戸のお料理が真っ先に浮かんできたのですが、最近は関西のお料理との相性の良さにも注目しています![[かわいい]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/148.gif)
先日、京都でプロモーションをさせていただいたのですが、そのとき、改めて京都のだしを使ったお料理と、甲州の相性のよさに驚きました。
今、京都で最も予約が取れないお店のひとつ、「草喰なかひがし」の中東さんが、「キュヴェ三澤 甲州 垣根仕立」を飲み、「品があります。だしに合うワインを見つけました」と仰ってくださり、甲州のことを熱心に薦めてくださっています
中東さんのお料理は、美味しい、繊細、ほっとするのはもちろん、ユーモアに富んでいて食べるのが楽しくなります。まさか憧れの中東さんのお店に甲州が並ぶ日が来るとは思っていませんでしたが、それと同時に「大変なことになってしまった。これは私も京都のお料理を勉強しなくては」と気を引き締めています![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
京都のお客様は、食に造詣が深いので、ただ甲州は和食と合いますというメッセージだけではなく、どことどこが合うのか、どうして合うのかをこれから勉強し、甲州の魅力を伝えていきたいと思います。
今の季節、私が一番お勧めしたいのは、水炊きと甲州です
だしを使った野菜たっぷりのお鍋と、冷やしすぎない甲州をぜひ合わせてみてください![[るんるん]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/146.gif)
またさっぱりした甲州は、おせち料理とも愉しんでいただけます
甲州には、お寿司のような素材の風味を邪魔するような香りも派手さもありませんし、邪魔しないという観点では日本酒も同様ですが、相乗効果というワインならではの魅力を甲州もしっかり持っています
私の祖母は母方、父方両方とも、日本酒蔵の娘だったので、私も冬になると日本酒を温めて飲むのですが、お食事と合わせるとなると、アルコールの高さが気になったりします。
そんなわけで、お寿司が大好物の私は、お寿司には甲州
特におすすめは、鯛のような繊細な白身と「グレイス甲州菱山畑」のようなミネラル感が強い甲州で、どちらの良さも際立つ相性だと思っています
また、天ぷらのように、衣が軽い揚げ物を、クリスピーな甲州といただくのも大好きです
厚みのある「グレイス甲州鳥居平畑」だったら、塩でも、だしとでも美味しく召し上がっていただけるはずです
今までは、東京のワイン市場を見てきたので、こういったお寿司や天ぷらと言った江戸のお料理が真っ先に浮かんできたのですが、最近は関西のお料理との相性の良さにも注目しています
先日、京都でプロモーションをさせていただいたのですが、そのとき、改めて京都のだしを使ったお料理と、甲州の相性のよさに驚きました。
今、京都で最も予約が取れないお店のひとつ、「草喰なかひがし」の中東さんが、「キュヴェ三澤 甲州 垣根仕立」を飲み、「品があります。だしに合うワインを見つけました」と仰ってくださり、甲州のことを熱心に薦めてくださっています
京都のお客様は、食に造詣が深いので、ただ甲州は和食と合いますというメッセージだけではなく、どことどこが合うのか、どうして合うのかをこれから勉強し、甲州の魅力を伝えていきたいと思います。
今の季節、私が一番お勧めしたいのは、水炊きと甲州です
またさっぱりした甲州は、おせち料理とも愉しんでいただけます
2011-12-16 17:28
垣根仕立の甲州を収穫中です [甲州]
2011-10-26 09:05
KOJのプロモーションから戻りました。 [甲州]
一週間、KOJのロンドンプロモーションを終えてきました![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
今年で二年目を迎えるロンドンプロモーションですが、昨年と今年では、良い意味で内容が変わっていました。
それでも変わらないのは、一週間の中に、二つのメインイベントがあり、その合間に、市場調査、各ワイナリーの催し(メーカーズデイナーなど)、合同セミナーや、勉強会などが、効果的に組まれていることです。。
そのメインイベントとは・・・![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
まずは、トップワインジャーナリストの試飲会![[晴れ]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/1.gif)
ヒュージョンソン、マイケルブロードベント、ジャンシスロビンソン、アンソニーローズ、ジェイミーグードなど、世界のワイン市場に影響力のあるジャーナリストたち、レストランからも、今年は、世界最優秀ソムリエにも輝いたジェラールバッセなど、イギリスのワイン市場を動かす21人が集まりました![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
ジェイミーグードのブログ
http://www.wineanorak.com/wineblog/videos/incredible-japanese-lunch-with-koshu-wines
アンソニーローズのブログ
http://www.anthonyrosewine.com/journal/2011/1/yashin-yamanashi-and-koshu
場所は、「Yashin」で行いました![[レストラン]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/50.gif)
10月にオープンしたばかりの和食のレストランなのですが、お醤油をつけないお寿司というユニークな発想を持っていらっしゃいます。ついついお醤油をつけすぎてお寿司を食べてしまう欧米人へ、新しく美味しい提案です![[かわいい]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/148.gif)
どのトップジャーナリストも大絶賛のお料理の助けもあり、イベントも好印象に終り、ほっとしました![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
そして、もうひとつ大切なイベント![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)

イマジネーションギャラリーで行われた試飲会(商談会)です。
去年を上回る130人のプロフェッショナルの方々にお越しいただきました![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
中には、ティムアトキンMWもいらっしゃいました。
その中で、一つ感じ入ったことがあります。
昨年のイベントで、運よくワインを気に入って下さったインポーターがいたので、グレイスワインは既にUKに輸出しています。
イギリスに輸出を始めた時は、まだ右も左もわからない状況で、そのうちギリシアの金融危機があり、円高の中での戦いを強いられることになり、ワイナリーの経営だけ取ってみると、輸出を続けていくことは難しいと感じた時期もありました![[ダッシュ(走り出すさま)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/164.gif)
でも、やっぱり輸出は、ポジテイブなことなのだと感じたのです。
踏み出すには勇気がいりますが、多くの人の前にさらされて、そのたびに改善されて、人の輪を広げます。
甲州の理解も高まっており、昨年は、まだまだ、得体の知れないものに触る・・・という雰囲気もありましたが、こうやってちゃんと広まっていくものなのだと実感しました。。
今年は、その試飲商談会の最中に、ジャンシスロビンソンMWと、KOJのアドバイザーであるリンシェリフMWによるセミナーが別部屋で行われました。
私はサービス係だったので、時折お話が耳に入ってきました。
その中で、痛感したのは、彼女たちの影響力と、「今のままの甲州じゃだめだ」ということでした。
トップジャーナリストが甲州に好意的な事は、とてもありがたいことです。
でも、それは冷静にみると、日本文化や、日本料理、KOJを組織する人々、取り巻く人々に恵まれているからこそであって、造り手として、造られる甲州のクオリティをもっと向上させなければいけないと感じました。
最後にちょっと小話を・・・
ジャンシスロビンソンMWが、トップジャーナリストの試飲会で、最も居心地が悪い階段よりの席を自ら選んで座った事に、父は感銘を受けたようですが、私は、ご主人のニックランダーが、遅れて到着した時に見せた、ほっとした笑顔がとても可愛くて、印象に残りました![[かわいい]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/148.gif)
写真は、また後日にアップしたいと思いますので、楽しみにしていて下さいね!!
ロンドンでグレイスが買えるお店![[かわいい]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/148.gif)
Selfridges
イギリスで飲めるお店![[るんるん]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/146.gif)
Zuma
Nobu
Saki
Roka
La Trompette
ジェラールバッセのお店
今年で二年目を迎えるロンドンプロモーションですが、昨年と今年では、良い意味で内容が変わっていました。
それでも変わらないのは、一週間の中に、二つのメインイベントがあり、その合間に、市場調査、各ワイナリーの催し(メーカーズデイナーなど)、合同セミナーや、勉強会などが、効果的に組まれていることです。。
そのメインイベントとは・・・
まずは、トップワインジャーナリストの試飲会
ヒュージョンソン、マイケルブロードベント、ジャンシスロビンソン、アンソニーローズ、ジェイミーグードなど、世界のワイン市場に影響力のあるジャーナリストたち、レストランからも、今年は、世界最優秀ソムリエにも輝いたジェラールバッセなど、イギリスのワイン市場を動かす21人が集まりました
ジェイミーグードのブログ
http://www.wineanorak.com/wineblog/videos/incredible-japanese-lunch-with-koshu-wines
アンソニーローズのブログ
http://www.anthonyrosewine.com/journal/2011/1/yashin-yamanashi-and-koshu
場所は、「Yashin」で行いました
10月にオープンしたばかりの和食のレストランなのですが、お醤油をつけないお寿司というユニークな発想を持っていらっしゃいます。ついついお醤油をつけすぎてお寿司を食べてしまう欧米人へ、新しく美味しい提案です
どのトップジャーナリストも大絶賛のお料理の助けもあり、イベントも好印象に終り、ほっとしました
そして、もうひとつ大切なイベント
イマジネーションギャラリーで行われた試飲会(商談会)です。
去年を上回る130人のプロフェッショナルの方々にお越しいただきました
中には、ティムアトキンMWもいらっしゃいました。
その中で、一つ感じ入ったことがあります。
昨年のイベントで、運よくワインを気に入って下さったインポーターがいたので、グレイスワインは既にUKに輸出しています。
イギリスに輸出を始めた時は、まだ右も左もわからない状況で、そのうちギリシアの金融危機があり、円高の中での戦いを強いられることになり、ワイナリーの経営だけ取ってみると、輸出を続けていくことは難しいと感じた時期もありました
でも、やっぱり輸出は、ポジテイブなことなのだと感じたのです。
踏み出すには勇気がいりますが、多くの人の前にさらされて、そのたびに改善されて、人の輪を広げます。
甲州の理解も高まっており、昨年は、まだまだ、得体の知れないものに触る・・・という雰囲気もありましたが、こうやってちゃんと広まっていくものなのだと実感しました。。
今年は、その試飲商談会の最中に、ジャンシスロビンソンMWと、KOJのアドバイザーであるリンシェリフMWによるセミナーが別部屋で行われました。
私はサービス係だったので、時折お話が耳に入ってきました。
その中で、痛感したのは、彼女たちの影響力と、「今のままの甲州じゃだめだ」ということでした。
トップジャーナリストが甲州に好意的な事は、とてもありがたいことです。
でも、それは冷静にみると、日本文化や、日本料理、KOJを組織する人々、取り巻く人々に恵まれているからこそであって、造り手として、造られる甲州のクオリティをもっと向上させなければいけないと感じました。
最後にちょっと小話を・・・
ジャンシスロビンソンMWが、トップジャーナリストの試飲会で、最も居心地が悪い階段よりの席を自ら選んで座った事に、父は感銘を受けたようですが、私は、ご主人のニックランダーが、遅れて到着した時に見せた、ほっとした笑顔がとても可愛くて、印象に残りました
写真は、また後日にアップしたいと思いますので、楽しみにしていて下さいね!!
Selfridges
Zuma
Nobu
Saki
Roka
La Trompette
ジェラールバッセのお店
2011-01-23 17:37
垣根甲州を仕込みました! [甲州]
この時期は、毎日、深夜作業が続くため、なかなかブログをアップできなかったのですが、今日は、この感無量の想いを伝えたくて、PCを開きました
今日は、自社農園の垣根甲州を仕込んだ日。
一昨日、フジッコワイナリーの雨宮さんから電話があり、ちょうど垣根甲州の話をしたばかり。
雨宮さんも垣根甲州を育てています。
育てているとは言っても、穂木の選別や土地探し、栽培方法の確立に時間は要するもので、私たちの垣根甲州は、やっとスタートラインに立ったばかり。
「酵母何使う?シュール・リー何ヶ月する?」私が、今まで、他社のワインメーカーたちと交わして来た会話です。
農協から葡萄を買っているだけでは、同じ原料で、テクニックを競い合うだけです。
でも、雨宮さんと話していると、しっかりと未来を感じることができます。
「垣根甲州仕込んだよ。やっぱり、垣根甲州は、今年も糖度が高めだったよ!」
私は、その雨宮さんの電話からずっと、気分は既に自社の垣根甲州に飛んでいました。
収穫には父も駆けつけ、「ワイン用の葡萄を切っている感じがする」と一言。
今日の仕込みは、緊張と重圧でいっぱいいっぱい。
スタッフに助けられ、無事に果汁を取ることができました。
垣根甲州
勝沼町・鳥居平地区の一文字仕立ての甲州を初めて見た時も、その顆粒の小ささに驚きましたが、垣根甲州はさらに凝縮しています。
未来に通じる甲州を造りたいと思っています。この先、果実味のある甲州を生むことができれば、「熟成する辛口甲州」も、夢でなくなるかもしれません。
ミサワワイナリーでは、繁忙期に、毎年国内、海外からセラーハンド(醸造のお手伝い)が訪れます。
今年は、10日間、東京から女性のソムリエールがお手伝いに来てくださり、その後は、約3週間、フランス人のソムリエにお手伝いいただきました。
今日は、そのフランス人の男の子の最終日。
実は、東京のソムリエールは、ミサワワイナリー初の女性セラーハンド。
女性がいると、ワイナリーがやはりきれいになりますね!スタッフの男の子たちがいつにも増して機嫌がいいのも、良かったです(笑)
フランス人のソムリエも、慣れない仕事ながら、すぐに順応してくれ、また力仕事にもご協力いただきました!
お疲れ様。頑張り抜いてくれて本当にありがとう
2010-10-16 20:16
「Independent」「Financial Times」 [甲州]
遅ればせながら、ジャンシスロビンソンと、アンソニーローズが甲州の記事を書いてくださっていましたので、載せますね![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
「Independent」 アンソニーローズ
http://www.independent.co.uk/life-style/food-and-drink/features/anthony-rose-with-more-sommeliers-than-any-country-in-the-world-the-japanese-are-taking-wine-to-their-hearts-1902599.html
「Financial Times」ジャンシスロビンソン
http://www.ft.com/cms/s/2/5a2e1532-27e1-11df-9598-00144feabdc0.html
「Jancis Robinson.com」
http://www.jancisrobinson.com/articles/a201003021.html
甲州は、ほんの10年前までは、ワイン用葡萄としては2流だと考えられていました…。
それがこうやって、世界のワイン市場に影響力のある方々に注目されるようになるなんて、甲州の軌跡がプレゼントで、甲州を守ってきた祖先に感謝だし、また甲州に賭ける人たちの想いにも胸が熱くなります。
本当に多くのものや、たくさんの人たちに支えられているんですね。。
「今、どんなお気持ちですか?」と聞いてくださる方がいらっしゃいます。
今まで、色々なことがありました。これから甲州を取り巻く環境は、もっともっと変化していくかもしれません。
その度に、一喜一憂ではなく、冷静に「今足りないもの」を追及していきたいと思っています。
それは、3年前に日本に戻った時の気持ちと同じ。
あと30年後、50年後、甲州がどんな姿になっているか、まだ分かりませんが、全てがそれまでの過程だった。そう思って造り手人生を重ねられたら、終えられたらいいなと思います。
「Independent」 アンソニーローズ
http://www.independent.co.uk/life-style/food-and-drink/features/anthony-rose-with-more-sommeliers-than-any-country-in-the-world-the-japanese-are-taking-wine-to-their-hearts-1902599.html
「Financial Times」ジャンシスロビンソン
http://www.ft.com/cms/s/2/5a2e1532-27e1-11df-9598-00144feabdc0.html
「Jancis Robinson.com」
http://www.jancisrobinson.com/articles/a201003021.html
甲州は、ほんの10年前までは、ワイン用葡萄としては2流だと考えられていました…。
それがこうやって、世界のワイン市場に影響力のある方々に注目されるようになるなんて、甲州の軌跡がプレゼントで、甲州を守ってきた祖先に感謝だし、また甲州に賭ける人たちの想いにも胸が熱くなります。
本当に多くのものや、たくさんの人たちに支えられているんですね。。
「今、どんなお気持ちですか?」と聞いてくださる方がいらっしゃいます。
今まで、色々なことがありました。これから甲州を取り巻く環境は、もっともっと変化していくかもしれません。
その度に、一喜一憂ではなく、冷静に「今足りないもの」を追及していきたいと思っています。
それは、3年前に日本に戻った時の気持ちと同じ。
あと30年後、50年後、甲州がどんな姿になっているか、まだ分かりませんが、全てがそれまでの過程だった。そう思って造り手人生を重ねられたら、終えられたらいいなと思います。
2010-03-13 18:58
垣根甲州 [甲州]
久しぶりに、フジッコワイナリーの雨宮さんと飲みました![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
私にとって、雨宮さんは心の同志。日本に戻ってから、とてもお世話になっています![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
今日の話題は、垣根甲州へ。
雨宮さんは、勝沼で垣根甲州を育てています。
垣根、垣根とは、最近騒がれるようになりましたが、ここまで長い時間をかけて来たのは、弊社も雨宮さんも一緒。
90年から、父が垣根を試し、実生栽培を試し、甲州の可能性を追い求めたように、雨宮さんも、甲州の優良選抜をずっと行ってきました。畑に足を運び、あらゆる葉をチェックしながら…
同じ勝沼に生まれ、勝沼で育った雨宮さんが言うのは「あやなちゃんも自分も、どこにも行き場所がないのだから」。
今、私達が賭ける可能性が未来につながりますように![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
今年は共に、垣根甲州を商品化させる予定です。
余談なのですが、遅かれ早かれ、雨宮さんとは、ワイン会を計画中です。
決まりましたら、ブログにアップさせていただきますね!!
甲州とピエロパンのソアヴェクラシコを飲みました![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)

ピエロパンは、友達のソムリエールのお勧め![[るんるん]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/146.gif)
1800円くらいだったのですが、良質のロングコルクを使っていてビックリしました。
2008年のものですが、果実がたっぷり(パイナップル?)でした。こういう感じだと、甲州の方がやっぱりタイプな私でした!
私にとって、雨宮さんは心の同志。日本に戻ってから、とてもお世話になっています
今日の話題は、垣根甲州へ。
雨宮さんは、勝沼で垣根甲州を育てています。
垣根、垣根とは、最近騒がれるようになりましたが、ここまで長い時間をかけて来たのは、弊社も雨宮さんも一緒。
90年から、父が垣根を試し、実生栽培を試し、甲州の可能性を追い求めたように、雨宮さんも、甲州の優良選抜をずっと行ってきました。畑に足を運び、あらゆる葉をチェックしながら…
同じ勝沼に生まれ、勝沼で育った雨宮さんが言うのは「あやなちゃんも自分も、どこにも行き場所がないのだから」。
今、私達が賭ける可能性が未来につながりますように
今年は共に、垣根甲州を商品化させる予定です。
余談なのですが、遅かれ早かれ、雨宮さんとは、ワイン会を計画中です。
決まりましたら、ブログにアップさせていただきますね!!
甲州とピエロパンのソアヴェクラシコを飲みました

ピエロパンは、友達のソムリエールのお勧め
1800円くらいだったのですが、良質のロングコルクを使っていてビックリしました。
2008年のものですが、果実がたっぷり(パイナップル?)でした。こういう感じだと、甲州の方がやっぱりタイプな私でした!
2010-03-01 00:27
お大事に・・・ [甲州]
ジャンシスロビンソンMWのサイトで教えてもらいました![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
http://twitpic.com/1560bu My sorry state on leaving Japan for HK at Grace w King Koshu, Mr Misawa
写真を見ると、本当にユーモアがある方なのだなあと実感です![[かわいい]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/148.gif)
日本で、風邪を引いてしまったジャンシス・・・早く治ると良いのですが・・・
来週の土曜日のフィナンシャルタイムズでは、いよいよ甲州のことを書く予定なのだそうです![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
http://twitpic.com/1560bu My sorry state on leaving Japan for HK at Grace w King Koshu, Mr Misawa
写真を見ると、本当にユーモアがある方なのだなあと実感です
日本で、風邪を引いてしまったジャンシス・・・早く治ると良いのですが・・・
来週の土曜日のフィナンシャルタイムズでは、いよいよ甲州のことを書く予定なのだそうです
2010-02-26 14:29
ジャンシスロビンソンMWのセミナーを終えて [甲州]
一昨日は山梨、昨日は東京にてジャンシスロビンソンMWのセミナーが開催されました![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
今回ジャンシスを日本に招いたのは、KOJ。世界で最も影響力のあるワインジャーナリスト・ジャンシスロビンソンが、甲州のセミナーを日本で行うなんて、すごいことになったなあ・・・何だか感慨深いものがあります。
セミナーでは、世界のワインのトレンド(と言っても、昨今においては、彼女がそのトレンドを作り出していると言っても過言ではないと思います)について話してくださいました。
お聞きになった方も多いかと思いますが、どんなことをお話してくださったか、書いてみたいと思います![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
世界のワインのトレンドとしては、(ちょっと要約しすぎですが
)このような感じに捉えました。
シャルドネ(1970年代後半から1980年代)
↓
赤ワイン ロバートパーカーや、ワインスペクテーターに代表される。健康に良い?と取り上げたメデイアも後押し
↓
ピノノワール 「Sideways」
↓
ロゼ、白ワイン
今のトレンドは、特に白ワインでも、マロや樽を使ったものではなく、リースリングや、オーストリアのグリューナーが愛されているようです。
オーストラリアは、マーケットにとても反応が良い生産国ですが、オーストラリアで顕著なのは、最近、低アルコールの白がとても多くなっているのだそうです。(ちなみに、UKでは、輸入の第一位が、オーストラリア、二位がUSA、三位にイタリア、四位が南ア、五位がフランス、二十年前に独走していたフランスは、つい最近になり南アに越されたそうです。)
これは、マルチコースでお料理を提供する、スペインのエルフジや、ナパのフレンチランドリー、イギリスのファットダックなどでも、大抵、お料理ごとにマッチするグラスワインがついているのですが、そのグラスワイン、白ワイン:赤ワインが、6:1の割合であることも、物語っています。
これは、また食のトレンドとしても現れていて、食事も軽く、アジア的に(特に日本食は大ブーム)、肉より魚に、肉は鶏肉のような白身の肉へと、意向しているそうです。
また消費だけではなく、「生産」という面から見ても、今まで甘口の生産地だった、ロワールや、トカイでも、素晴らしい辛口が造られてきていることも、辛口白ワインへの傾斜がうかがえます。
つまり、甲州にとっては、これほどの機会はないというお話でした![[かわいい]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/148.gif)
東京のセミナーが終った後、ジャンシスからこんなことを言われました。
「私は、日本人に甲州を売ったわ!」
光栄なことに、ジャンシスが日本滞在中、何度かお話しする機会があったのですが、昨日の朝ジャンシスから、
「昨日ショックなことがあった」と話しかけられました。
一昨日、山梨の講演のあと、記者会見があったのですが、そのメデイアの一つから、
「甲州は、taste nothingだと思うのですが、どこに注目されたのでしょうか。」と質問され、とてもアグレッシブに感じたと言うのです。
「みんな近くにい過ぎて、その価値が分からない」と、アルゼンチンのマルベックや、オーストラリアのシラーズの話をしてくれました。
そして、セミナーでもその話を持ち出しました。
聴講者に、「甲州を一週間に一度飲むと言う人?」「甲州を一ヶ月に一度飲む人?」「甲州は、頻繁に飲まないという人?」と挙手をお願いしながら。
でも、それは生産者としても同じ。消費者がフランスワインを崇拝するように、生産者はカベルネやシャルドネへの夢を断ち切れないのです。
外国の方から、気付かされるものの大きさを感じていました。
そして私は、今回、ジャンシスロビンソンという人柄にすっかり魅了されていました。
私は造り手なので、偉大な造り手に会うと、舞い上がる気分になるし、真剣になります。
またその気持とは、別の感情でした。
山梨で、お会いしたとき、「ナパのシンポジウムに参加していたでしょう?トルコや、南アのワインメーカーから聞いてるわ!」なんて気さくな方だろうと最初に感じました。
そして、ジャンシスとお話していると、もちろんワイン業界で最も影響力のある女性ではあるのですが、働く女性のパワーを感じます。ジャンシスは、一日に何百通ものメールを受信し、ウエブサイトを、毎日更新しているのです。
ワインをテイスティングする場も、何度かご一緒させていただいたのすが、これは良い!と思うワイン以外は、ほとんど話さず、テクニカルなことをあまり聞かない方でした。
またワイン以外でも、KOJのロゴや、マーケテイングの仕方が本格的ですごく良い!とおっしゃっていましたね![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
そんなジャンシスが思う甲州のイメージ。
ピュア。繊細。繊細と言っても、弱弱しいのではなく、日本庭園のような美しさ。authenticity-本物であること。
私は、今回のセミナーで、ジャンシスとは、全く関係なかったのですが、気がかりなことを抱えていました。
今回のセミナーでは、KOJのアドバイザーを務めるリンシェリフMWとプロデユーサーの結花さんから、「明野の垣根甲州を使いたいのだけれど・・・」とお願いされました。
(今回、ジャンシスのセミナーでは、EU既定で造られた甲州5社のものが選ばれました。)
最初は、私よりも、社長が猛反対。「そんなことをしたら(15社の)足並みがそろわなくなる」
でも、思い始めたのです。
今回は、うち一社のためのセミナーではない。甲州全体として考えた時、少しでも可能性を感じるものをお見せしたい。
垣根甲州は、1990年から父が垣根に挑戦し、仲野農場長が甲州の優良選抜を行い、やっと2005年に結実した努力です。
もちろん、棚を否定するわけではありませんが、栽培からもう一度見直してみたかった。そんな一本が「キュヴェ三澤2009 明野農場」です。
それでも、「試験段階だし・・・」と弱気な私の背中を押してくれたのは、「もっと高い所を見ようよ」と言う結花さんの一言でした。
今回セミナーに出したことで、垣根の甲州がどうであるかということや、スタイルについて、生産者の方からも批判を受けました。
そんなときに、思い出されたのはジャンシスの高潔な姿でした![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
今回ジャンシスを日本に招いたのは、KOJ。世界で最も影響力のあるワインジャーナリスト・ジャンシスロビンソンが、甲州のセミナーを日本で行うなんて、すごいことになったなあ・・・何だか感慨深いものがあります。
セミナーでは、世界のワインのトレンド(と言っても、昨今においては、彼女がそのトレンドを作り出していると言っても過言ではないと思います)について話してくださいました。
お聞きになった方も多いかと思いますが、どんなことをお話してくださったか、書いてみたいと思います
世界のワインのトレンドとしては、(ちょっと要約しすぎですが
シャルドネ(1970年代後半から1980年代)
↓
赤ワイン ロバートパーカーや、ワインスペクテーターに代表される。健康に良い?と取り上げたメデイアも後押し
↓
ピノノワール 「Sideways」
↓
ロゼ、白ワイン
今のトレンドは、特に白ワインでも、マロや樽を使ったものではなく、リースリングや、オーストリアのグリューナーが愛されているようです。
オーストラリアは、マーケットにとても反応が良い生産国ですが、オーストラリアで顕著なのは、最近、低アルコールの白がとても多くなっているのだそうです。(ちなみに、UKでは、輸入の第一位が、オーストラリア、二位がUSA、三位にイタリア、四位が南ア、五位がフランス、二十年前に独走していたフランスは、つい最近になり南アに越されたそうです。)
これは、マルチコースでお料理を提供する、スペインのエルフジや、ナパのフレンチランドリー、イギリスのファットダックなどでも、大抵、お料理ごとにマッチするグラスワインがついているのですが、そのグラスワイン、白ワイン:赤ワインが、6:1の割合であることも、物語っています。
これは、また食のトレンドとしても現れていて、食事も軽く、アジア的に(特に日本食は大ブーム)、肉より魚に、肉は鶏肉のような白身の肉へと、意向しているそうです。
また消費だけではなく、「生産」という面から見ても、今まで甘口の生産地だった、ロワールや、トカイでも、素晴らしい辛口が造られてきていることも、辛口白ワインへの傾斜がうかがえます。
つまり、甲州にとっては、これほどの機会はないというお話でした
東京のセミナーが終った後、ジャンシスからこんなことを言われました。
「私は、日本人に甲州を売ったわ!」
光栄なことに、ジャンシスが日本滞在中、何度かお話しする機会があったのですが、昨日の朝ジャンシスから、
「昨日ショックなことがあった」と話しかけられました。
一昨日、山梨の講演のあと、記者会見があったのですが、そのメデイアの一つから、
「甲州は、taste nothingだと思うのですが、どこに注目されたのでしょうか。」と質問され、とてもアグレッシブに感じたと言うのです。
「みんな近くにい過ぎて、その価値が分からない」と、アルゼンチンのマルベックや、オーストラリアのシラーズの話をしてくれました。
そして、セミナーでもその話を持ち出しました。
聴講者に、「甲州を一週間に一度飲むと言う人?」「甲州を一ヶ月に一度飲む人?」「甲州は、頻繁に飲まないという人?」と挙手をお願いしながら。
でも、それは生産者としても同じ。消費者がフランスワインを崇拝するように、生産者はカベルネやシャルドネへの夢を断ち切れないのです。
外国の方から、気付かされるものの大きさを感じていました。
そして私は、今回、ジャンシスロビンソンという人柄にすっかり魅了されていました。
私は造り手なので、偉大な造り手に会うと、舞い上がる気分になるし、真剣になります。
またその気持とは、別の感情でした。
山梨で、お会いしたとき、「ナパのシンポジウムに参加していたでしょう?トルコや、南アのワインメーカーから聞いてるわ!」なんて気さくな方だろうと最初に感じました。
そして、ジャンシスとお話していると、もちろんワイン業界で最も影響力のある女性ではあるのですが、働く女性のパワーを感じます。ジャンシスは、一日に何百通ものメールを受信し、ウエブサイトを、毎日更新しているのです。
ワインをテイスティングする場も、何度かご一緒させていただいたのすが、これは良い!と思うワイン以外は、ほとんど話さず、テクニカルなことをあまり聞かない方でした。
またワイン以外でも、KOJのロゴや、マーケテイングの仕方が本格的ですごく良い!とおっしゃっていましたね
そんなジャンシスが思う甲州のイメージ。
ピュア。繊細。繊細と言っても、弱弱しいのではなく、日本庭園のような美しさ。authenticity-本物であること。
私は、今回のセミナーで、ジャンシスとは、全く関係なかったのですが、気がかりなことを抱えていました。
今回のセミナーでは、KOJのアドバイザーを務めるリンシェリフMWとプロデユーサーの結花さんから、「明野の垣根甲州を使いたいのだけれど・・・」とお願いされました。
(今回、ジャンシスのセミナーでは、EU既定で造られた甲州5社のものが選ばれました。)
最初は、私よりも、社長が猛反対。「そんなことをしたら(15社の)足並みがそろわなくなる」
でも、思い始めたのです。
今回は、うち一社のためのセミナーではない。甲州全体として考えた時、少しでも可能性を感じるものをお見せしたい。
垣根甲州は、1990年から父が垣根に挑戦し、仲野農場長が甲州の優良選抜を行い、やっと2005年に結実した努力です。
もちろん、棚を否定するわけではありませんが、栽培からもう一度見直してみたかった。そんな一本が「キュヴェ三澤2009 明野農場」です。
それでも、「試験段階だし・・・」と弱気な私の背中を押してくれたのは、「もっと高い所を見ようよ」と言う結花さんの一言でした。
今回セミナーに出したことで、垣根の甲州がどうであるかということや、スタイルについて、生産者の方からも批判を受けました。
そんなときに、思い出されたのはジャンシスの高潔な姿でした
2010-02-24 12:46
酵母別試験仕込みの試飲会 [甲州]
昨日、組合が主催する甲州の酵母別仕込みの試飲会に行ってきました。
広島の酒類総合研究所の後藤先生が、お忙しい中、14種類の小仕込みを行って下さいました。
酵母としては、7種類でしたが、9月に収穫したもの、10月に収穫したものと2パターンでしたので、計14種類。
発酵の主役は、何といっても酵母です。
以前、先輩の造り手が「造り始めた当初、発酵って神秘的なものだなあと思ったものだよ」とおっしゃっていました。それからずっと発酵の神秘に魅せられているとおっしゃっていました。
発酵は、造り手を慎ましい気持ちにさせてくれるものなのかもしれません。
いざ発酵が始まると、人ができることは意外と少ないので・・・
今は、世界中で、酵母も、天然の酵母を使うワイナリーがあったり、培養された乾燥酵母を使うワイナリーがあったり、色々です。
よく議論されるところですが、どちらが良くて、どちらが悪いということはないと、私は思っています。
お互いに、長所短所を持っていて、造り手がどういうワインを造りたくて、どういう選択をしていくかということなのだと感じています。
普段議論に上ることは少ない乾燥酵母ですが、実は、買えば、500gで5千円以上、高いものでは、8千円近いものもあります。
この日、出された培養酵母は、いくつかの酵母会社から出されるどれも有名な酵母。
D47、VL1、VL3、CEG、ICV Opale、228、PDMの7種類でした。
総合的に判断しなければいけないことを考えると、少し短絡的な見方ですが、この日は、VL1が安定していて、CEGや、ICV Opaleからも興味深い味わいが出ていたように感じます。
逆にPDMはニュートラルで、228は評判ほど香りに面白みを感じませんでした。どちらかというと、味わいの中で塩味や、苦味を感じました。VL3は、ちょっとフェノリックな感じが目立ちました。
でも一番考え込んでしまったのは、酵母によって味や、香りが異なるのは当たり前ではあるのですが、何だかさびしい気持にもなりました。
仲良し?の山梨ワインの野沢さんも来ていたのですが、やっぱり同じことをおっしゃっていました。
甲州が、酵母でこれだけ変わるのは、少し残念です。
でも、それは今の甲州だから。
いずれ産地を代表するような甲州葡萄が出来てきたら、酵母の選択を超える味わいが表現できるようになると信じます!
あっ・・指摘をいただくことがあるのですが、また絵文字を使わなかった・・造りのことになるとつい・・・読みにくくてすみません!
広島の酒類総合研究所の後藤先生が、お忙しい中、14種類の小仕込みを行って下さいました。
酵母としては、7種類でしたが、9月に収穫したもの、10月に収穫したものと2パターンでしたので、計14種類。
発酵の主役は、何といっても酵母です。
以前、先輩の造り手が「造り始めた当初、発酵って神秘的なものだなあと思ったものだよ」とおっしゃっていました。それからずっと発酵の神秘に魅せられているとおっしゃっていました。
発酵は、造り手を慎ましい気持ちにさせてくれるものなのかもしれません。
いざ発酵が始まると、人ができることは意外と少ないので・・・
今は、世界中で、酵母も、天然の酵母を使うワイナリーがあったり、培養された乾燥酵母を使うワイナリーがあったり、色々です。
よく議論されるところですが、どちらが良くて、どちらが悪いということはないと、私は思っています。
お互いに、長所短所を持っていて、造り手がどういうワインを造りたくて、どういう選択をしていくかということなのだと感じています。
普段議論に上ることは少ない乾燥酵母ですが、実は、買えば、500gで5千円以上、高いものでは、8千円近いものもあります。
この日、出された培養酵母は、いくつかの酵母会社から出されるどれも有名な酵母。
D47、VL1、VL3、CEG、ICV Opale、228、PDMの7種類でした。
総合的に判断しなければいけないことを考えると、少し短絡的な見方ですが、この日は、VL1が安定していて、CEGや、ICV Opaleからも興味深い味わいが出ていたように感じます。
逆にPDMはニュートラルで、228は評判ほど香りに面白みを感じませんでした。どちらかというと、味わいの中で塩味や、苦味を感じました。VL3は、ちょっとフェノリックな感じが目立ちました。
でも一番考え込んでしまったのは、酵母によって味や、香りが異なるのは当たり前ではあるのですが、何だかさびしい気持にもなりました。
仲良し?の山梨ワインの野沢さんも来ていたのですが、やっぱり同じことをおっしゃっていました。
甲州が、酵母でこれだけ変わるのは、少し残念です。
でも、それは今の甲州だから。
いずれ産地を代表するような甲州葡萄が出来てきたら、酵母の選択を超える味わいが表現できるようになると信じます!
あっ・・指摘をいただくことがあるのですが、また絵文字を使わなかった・・造りのことになるとつい・・・読みにくくてすみません!
2010-02-20 12:06
ロンドンから戻りました! [甲州]
昨日、ロンドンにおける初めてのプロモーションから帰国しました。
甲州の手ごたえを感じた一週間を早速報告いたします!
グレイスワインのメルマガを通して、ロンドンより一度リポートさせていただいたので、内容が重複してしまうかもしれません。ご了承ください。
1月11日
山梨県の横内知事、甲州市の田辺市長が、ともにロンドン入りし、プロモーションへの激励会を催してくださいました![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
1月12日
日本大使館にて、Japan society関係者の方々を招き、甲州の試飲会を行いました。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20100113-OYT8T01367.htm
私自身、フランスに留学中、少しでも甲州を紹介したいという思いがありました。そんな時、実際にバックアップしてくださったのは、フランス在住の日本人の方々でした。
海外に暮らせば、誰もが感じる日本への思い。
いずれ、ロンドンでいざ甲州が売られるようになれば、必ずご声援いただける方々と出会うことができました。
1月13日
高級和食レストラン「umu」にて、トップワインジャーナリスト&マスターソムリエを招き、甲州と和食のマリアージュ会を行いました。
ジャンシスロビンソンMW、マイケルブロードベンド、スチーブンスパリエ、オズクラーク、ジェイミーグッド、アンソニーローズ・・・ワイン業界のオールスターズが総勢21名。
雪が降る日で、コンサルを務めるリーンシェリフMWは、後に、「このオールスターズが、誰一人欠席することなく来てくださったのは、すごく稀なことなのよ!」と教えてくれました。
一人だけ、遅刻者がいらっしゃったのですが、サウスイングランドに住むジャーナリストで、雪で電車が止まってしまい、車で空港まで乗りつけ、ガトウイック空港から急行を使って駆けつけてくれたとのこと。彼も、もちろん、A1ジャーナリストの一人,チャールズ・マトカルフェでした。

「とても素晴らしい会でした!」と参加した多くの方からコメントをいただきました。
また終了後、マイケルブロードベンドや、アンソニーローズから、早く手に入れたい。そんな電話もリーンさんのもとに届いたようです。
夜は、商工会の賀詞会に参加。
挨拶をしてくださった、ロンドンの商工会会頭、大使、山梨県知事の三人がそろって、甲州を取り上げてくださいました。
このとき、私は、ついているという言葉では済まされないような、ご縁を感じました。
リーンさんにしても、これほどすごい方が、熱心に甲州のマーケテイングをしてくださることにしろ、本当に甲州の時代なのかもしれません!!
1月14日
この日は、JETROとのミーテイングと、市場調査。
JETROとのミーテイングでは、「甲州が、日本食や日本の何かとしての流通ではなく、世界の中の一つのワインとして流通して欲しい・・・」との思いを新たにしました。
市場調査として、高級スーパーのウエイトローズを見学、フォートナム&メイソンのワインショップへ。
私は、イギリスのスパークリングNyetimberの2001年を購入しました!
その後、ハンドクラフトワインセラーズへ。
こじんまりとしたワインショップですが、とてもセレクトされていました。
そこでリーンさんと、お店のマスターオブワインの方が、小さなセミナーを開いてくれました。
プイヒュメ、スペインのアルバリーニョ、南アのシュナンブランが並びました。
テロワールとミネラル感を表すピュイフュメ、タパスと一緒にグラスワインとして大成功したセミアロマテイック系品種のアルバリーニョ、NZのソーヴィニヨンブランと並び、ロンドンでグレイトサクセスストーリーを持つ、南アのシュナン・・・
どれも、甲州のお手本にしたいお話ばかりでした。そして、どれも、15ポンド前後のワイン。甲州がUKで戦っていかなければならないワイン達です。
リーンさんと、お店の方のご好意に感謝です。
また、今回の市場調査で、日本食がかなりブームにあることも知りました。
これから、どの国も「日本食に合うワイン」として、プロモーションをかけてくることでしょう。でも、ドイツワインでもなく、オーストリアワインでもなく、スパークリングでもなく、甲州がやはりその先頭に立たなければいけない!そう決意しました。
1月15日
最も大切なビックワインテイステイングを、イマジネーションギャラリーで行いました。
前日ブルゴーニュの試飲会も行われており、光が差し込む明るい空間で、最高の場所でした。
180名余りの登録があり、多くのMW、レストラン関係者が訪れてくれました。
この日は、グレイス甲州08、グレイス茅ヶ岳08、グレイス茅ヶ岳09(タンクサンプル)をサービス。

山梨ワインの野沢さん、ちょっとうちのボトルにかぶってますけど、プロモーション中いつも荷物持たされてた苦労を、ちゃんと書いておいてあげます(笑) 山梨ワインの甲州も人気でした。
ジャンシスロビンソンMWも前々日に引き続いて、いらっしゃってくれました。
緊張のせいか、かなり恐い顔で説明しちゃってました(笑)

すごく長くなってしまってスミマセン。。
甲州を可能性を感じたことと同時に、戦いに入った。そう実感しました。
この週は、ロンドンで最も大切と言われたブルゴーニュ、NZの試飲会がありました。
そこに甲州は、入り込んだのです。
フランスのワインはロンドンにおいて、たった10年余りで、30%のシェアを失いました。
今、プロモーションで盛り返していますが、専門家の間では、ブルゴーニュの試飲会は、有力なライバルとしてみなされるNZワインの試飲会にわざとぶつけたという見方もあるそうです。
甲州に将来があることは分かりました。
これから、どう戦っていくか。今後はもっと大変です。
また、造り手として、自社畑できちんと甲州を栽培する大切さ。今の甲州に足りないものを突きつけられた一週間でもありました。
なお、この模様は、19日夜のNHKBS経済最前線、20日のおはよう日本(場合によっては、他のニュースとの関係で、飛ばされてしまうかもしれません)で放送される予定です。
お時間のある方、ぜひぜひご覧ください![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
NHKの取材を受ける社長。横には、ジャンシスロビンソンMWとのツーショットをすかさず撮ってくれた県庁の仲田さん。

最後になりましたが、リーンさん、結花さん、社長、広報担当のADKのみなさん、県の方々、他のワイナリーのみなさん本当にお疲れ様でした。
お手伝いいたただいた、るみちゃん、通訳の方々にも心からお礼を申し上げます。

甲州の手ごたえを感じた一週間を早速報告いたします!
グレイスワインのメルマガを通して、ロンドンより一度リポートさせていただいたので、内容が重複してしまうかもしれません。ご了承ください。
1月11日
山梨県の横内知事、甲州市の田辺市長が、ともにロンドン入りし、プロモーションへの激励会を催してくださいました
1月12日
日本大使館にて、Japan society関係者の方々を招き、甲州の試飲会を行いました。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20100113-OYT8T01367.htm
私自身、フランスに留学中、少しでも甲州を紹介したいという思いがありました。そんな時、実際にバックアップしてくださったのは、フランス在住の日本人の方々でした。
海外に暮らせば、誰もが感じる日本への思い。
いずれ、ロンドンでいざ甲州が売られるようになれば、必ずご声援いただける方々と出会うことができました。
1月13日
高級和食レストラン「umu」にて、トップワインジャーナリスト&マスターソムリエを招き、甲州と和食のマリアージュ会を行いました。
ジャンシスロビンソンMW、マイケルブロードベンド、スチーブンスパリエ、オズクラーク、ジェイミーグッド、アンソニーローズ・・・ワイン業界のオールスターズが総勢21名。
雪が降る日で、コンサルを務めるリーンシェリフMWは、後に、「このオールスターズが、誰一人欠席することなく来てくださったのは、すごく稀なことなのよ!」と教えてくれました。
一人だけ、遅刻者がいらっしゃったのですが、サウスイングランドに住むジャーナリストで、雪で電車が止まってしまい、車で空港まで乗りつけ、ガトウイック空港から急行を使って駆けつけてくれたとのこと。彼も、もちろん、A1ジャーナリストの一人,チャールズ・マトカルフェでした。
「とても素晴らしい会でした!」と参加した多くの方からコメントをいただきました。
また終了後、マイケルブロードベンドや、アンソニーローズから、早く手に入れたい。そんな電話もリーンさんのもとに届いたようです。
夜は、商工会の賀詞会に参加。
挨拶をしてくださった、ロンドンの商工会会頭、大使、山梨県知事の三人がそろって、甲州を取り上げてくださいました。
このとき、私は、ついているという言葉では済まされないような、ご縁を感じました。
リーンさんにしても、これほどすごい方が、熱心に甲州のマーケテイングをしてくださることにしろ、本当に甲州の時代なのかもしれません!!
1月14日
この日は、JETROとのミーテイングと、市場調査。
JETROとのミーテイングでは、「甲州が、日本食や日本の何かとしての流通ではなく、世界の中の一つのワインとして流通して欲しい・・・」との思いを新たにしました。
市場調査として、高級スーパーのウエイトローズを見学、フォートナム&メイソンのワインショップへ。
私は、イギリスのスパークリングNyetimberの2001年を購入しました!
その後、ハンドクラフトワインセラーズへ。
こじんまりとしたワインショップですが、とてもセレクトされていました。
そこでリーンさんと、お店のマスターオブワインの方が、小さなセミナーを開いてくれました。
プイヒュメ、スペインのアルバリーニョ、南アのシュナンブランが並びました。
テロワールとミネラル感を表すピュイフュメ、タパスと一緒にグラスワインとして大成功したセミアロマテイック系品種のアルバリーニョ、NZのソーヴィニヨンブランと並び、ロンドンでグレイトサクセスストーリーを持つ、南アのシュナン・・・
どれも、甲州のお手本にしたいお話ばかりでした。そして、どれも、15ポンド前後のワイン。甲州がUKで戦っていかなければならないワイン達です。
リーンさんと、お店の方のご好意に感謝です。
また、今回の市場調査で、日本食がかなりブームにあることも知りました。
これから、どの国も「日本食に合うワイン」として、プロモーションをかけてくることでしょう。でも、ドイツワインでもなく、オーストリアワインでもなく、スパークリングでもなく、甲州がやはりその先頭に立たなければいけない!そう決意しました。
1月15日
最も大切なビックワインテイステイングを、イマジネーションギャラリーで行いました。
前日ブルゴーニュの試飲会も行われており、光が差し込む明るい空間で、最高の場所でした。
180名余りの登録があり、多くのMW、レストラン関係者が訪れてくれました。
この日は、グレイス甲州08、グレイス茅ヶ岳08、グレイス茅ヶ岳09(タンクサンプル)をサービス。

山梨ワインの野沢さん、ちょっとうちのボトルにかぶってますけど、プロモーション中いつも荷物持たされてた苦労を、ちゃんと書いておいてあげます(笑) 山梨ワインの甲州も人気でした。
ジャンシスロビンソンMWも前々日に引き続いて、いらっしゃってくれました。
緊張のせいか、かなり恐い顔で説明しちゃってました(笑)
すごく長くなってしまってスミマセン。。
甲州を可能性を感じたことと同時に、戦いに入った。そう実感しました。
この週は、ロンドンで最も大切と言われたブルゴーニュ、NZの試飲会がありました。
そこに甲州は、入り込んだのです。
フランスのワインはロンドンにおいて、たった10年余りで、30%のシェアを失いました。
今、プロモーションで盛り返していますが、専門家の間では、ブルゴーニュの試飲会は、有力なライバルとしてみなされるNZワインの試飲会にわざとぶつけたという見方もあるそうです。
甲州に将来があることは分かりました。
これから、どう戦っていくか。今後はもっと大変です。
また、造り手として、自社畑できちんと甲州を栽培する大切さ。今の甲州に足りないものを突きつけられた一週間でもありました。
なお、この模様は、19日夜のNHKBS経済最前線、20日のおはよう日本(場合によっては、他のニュースとの関係で、飛ばされてしまうかもしれません)で放送される予定です。
お時間のある方、ぜひぜひご覧ください
NHKの取材を受ける社長。横には、ジャンシスロビンソンMWとのツーショットをすかさず撮ってくれた県庁の仲田さん。

最後になりましたが、リーンさん、結花さん、社長、広報担当のADKのみなさん、県の方々、他のワイナリーのみなさん本当にお疲れ様でした。
お手伝いいたただいた、るみちゃん、通訳の方々にも心からお礼を申し上げます。

2010-01-18 18:47








