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メリークリスマス!

明野では、雪が舞いホワイトクリスマスとなりました[雪]

昨日、今日にかけて、貯蔵中の2010年の赤ワインを全てテイステイングしてみました[ダッシュ(走り出すさま)]

貯蔵中のワインが、思っていたよりも良いと、「ああ生きていて良かった。」と何にか分からない感謝の気持ちが沸いてきます。これは、大げさではなく、おそらくどの醸造家も感じていることなのではないでしょうか・・・。

まさにワインに励まされながら、ワインを造っています[ぴかぴか(新しい)]

また、この季節になると、お客様からいただくお手紙の温かさにじーんとします。この場をお借りして、御礼申し上げます[ぴかぴか(新しい)]

それでは、皆様どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください[クリスマス]

総酸の換算は国によって違う?! [造り]

先日、お世話になっているソムリエールの方から、総酸は国によって換算が違うんですね?という質問を受けました。
お客様の中でも、きっと興味をもたれているのだろうと思いましたので、今日は取り上げてみたいと思います[ダッシュ(走り出すさま)]

例えば、あるワインの総酸のデータに7g/Lと書かれているとします。
基本的にヨーロッパでは、硫酸で換算しますので、このワインの総酸が全て硫酸であるとして、計算をしていることになります。逆に、NZやオーストラリア、アルゼンチン、日本のような新世界では、酒石酸で換算しますので、このワインの総酸が全て酒石酸であるとして計算をしています。

普段、お客様にワイン中の総酸を聞かれることもあるのですが、その場合、日本は、酒石酸換算ですので、酒石酸換算の値をお伝えしています[かわいい] しかし、フランスワインに慣れている方だと、硫酸換算の値をイメージされていると思うので、それを付け足すのが丁寧なのだろうなと思うことがあります[あせあせ(飛び散る汗)]
実際は、醸造家たちは、データの酸度よりも、テイステイングで感じる酸度のほうを大切に感じていると思うので、そういったデータの詳細はほどほどに流してしまうことが多いのですが・・・[たらーっ(汗)]

今度は、例えば、あるシャンパンの総酸のデータが、『7g (H2SO4) /L』と書かれているとします。その値を酒石酸で換算した場合は、およそ10.7g/Lになります。この場合は、硫酸 (H2SO4)で換算したと明記されているので大丈夫ですが、ただ『7g/L』とだけ書いてあった場合は、注意が必要です。なぜなら、普段、新世界のワインのデータに慣れている方ですと、見る方によっては「泡ものにしてはずいぶん低い酸だな」と勘違いされてしまうからです。

また、「分析方法も国によって違いがありますか?」と質問を受けたのですが、色々な国で研修させていただきましたが、基本的には、総酸に限らず分析方法はどの国も同じようです[晴れ] 慌しい醸造期に、できるだけシンプルに正確に測れる方法を選びたいというのが、ユニバーサルのようです(笑)



だしと甲州 [甲州]

今まで、甲州にはどんなお料理が合いますか?と聞かれると、決まってお寿司と天ぷらを挙げていました。

甲州には、お寿司のような素材の風味を邪魔するような香りも派手さもありませんし、邪魔しないという観点では日本酒も同様ですが、相乗効果というワインならではの魅力を甲州もしっかり持っています[ぴかぴか(新しい)]

私の祖母は母方、父方両方とも、日本酒蔵の娘だったので、私も冬になると日本酒を温めて飲むのですが、お食事と合わせるとなると、アルコールの高さが気になったりします。

そんなわけで、お寿司が大好物の私は、お寿司には甲州[exclamation×2]と決めているところがあります[かわいい] ワインを飲み始めた友人の間でも「お寿司にワインなんてお洒落でいい[ぴかぴか(新しい)]」なんてよく言われます[ぴかぴか(新しい)]
特におすすめは、鯛のような繊細な白身と「グレイス甲州菱山畑」のようなミネラル感が強い甲州で、どちらの良さも際立つ相性だと思っています[ぴかぴか(新しい)] 欲を言ってしまうと、酢飯は甘くない方が良いです(笑)。

また、天ぷらのように、衣が軽い揚げ物を、クリスピーな甲州といただくのも大好きです[かわいい]
厚みのある「グレイス甲州鳥居平畑」だったら、塩でも、だしとでも美味しく召し上がっていただけるはずです[ぴかぴか(新しい)]

今までは、東京のワイン市場を見てきたので、こういったお寿司や天ぷらと言った江戸のお料理が真っ先に浮かんできたのですが、最近は関西のお料理との相性の良さにも注目しています[かわいい]

先日、京都でプロモーションをさせていただいたのですが、そのとき、改めて京都のだしを使ったお料理と、甲州の相性のよさに驚きました。

今、京都で最も予約が取れないお店のひとつ、「草喰なかひがし」の中東さんが、「キュヴェ三澤 甲州 垣根仕立」を飲み、「品があります。だしに合うワインを見つけました」と仰ってくださり、甲州のことを熱心に薦めてくださっています[ぴかぴか(新しい)] 中東さんのお料理は、美味しい、繊細、ほっとするのはもちろん、ユーモアに富んでいて食べるのが楽しくなります。まさか憧れの中東さんのお店に甲州が並ぶ日が来るとは思っていませんでしたが、それと同時に「大変なことになってしまった。これは私も京都のお料理を勉強しなくては」と気を引き締めています[あせあせ(飛び散る汗)]

京都のお客様は、食に造詣が深いので、ただ甲州は和食と合いますというメッセージだけではなく、どことどこが合うのか、どうして合うのかをこれから勉強し、甲州の魅力を伝えていきたいと思います。


今の季節、私が一番お勧めしたいのは、水炊きと甲州です[ぴかぴか(新しい)] だしを使った野菜たっぷりのお鍋と、冷やしすぎない甲州をぜひ合わせてみてください[るんるん]
またさっぱりした甲州は、おせち料理とも愉しんでいただけます[ぴかぴか(新しい)]

ワイナートNo.65

先日発売になったワイナートで、トウールダルジャンの森さんの山梨ワイン探索という連載で対談?を取りあげていただきました[exclamation] 
何度かお目にかかっていた森さんですが、今までトップソムリエ!!と言うと、父の友人知人が多く、ワイン業界の大先輩という感じがして緊張するものでしたが、森さんは年が近いせいか、率直にお話できました[晴れ] 覗いていただけたら嬉しいです[るんるん]

ちょうどその連載の後ろのページに、ネッドグッドウインさんのコラムが載っていて、面白かったのでぜひブログで紹介させていただきたいと思います[ぴかぴか(新しい)]

テーマはボジョレーだったのですが、すごーくかいつまんでしまうと、「クリュボジョレーは爽やかな味わいが魅力のワインで、日本で注目されるボジョレーヌーボーとは異なり、大変魅力的なワイン」ということなのだと思いますが(本当はもっと思慮深く書いてありますので、気になる方はぜひ読んでみてください[あせあせ(飛び散る汗)])、おすすめの生産者あり、現在のスタイルの記述あり、適正なコメントありで、写真も入れてたった2ページの中ですが、濃い面白さがあると思いました[ぴかぴか(新しい)]

私は、実はガメって日本で「ヌーボヌーボー」と安っぽく言われてしまうのですが、ちゃんと造ったら面白い品種だと思うのです。
昔、マコンのドメーヌで一年働いていたことがあるのですが、作り手たちの中では、ピノノワールに比べるとガメと言う品種は、二級品のように捉えられていました[あせあせ(飛び散る汗)] ただ、個人的には、「これピノノワールなの?」というようなピノにも出会いましたし、そういう時は、きちんと造られたガメを特に魅力的に思いました。私はあまりエステル香が好きでないので、ヌーボーでよく感じられるような、マセラシオンカルボニックから生成されるバナナの香りが感じられると、またコレかとちょっと残念に思ってしまうのですが、もし私と同じように感じる人がいたら、良い畑のクリュボジョレーをぜひ飲んでみてください[ぴかぴか(新しい)]
クリュボジョレーが生まれる、ボジョレーの北の産地は、今でも、法律によってゴブレという剪定方法が守られています。そのことにより、今でも、機械化されることなく、収量も制限され、葡萄の樹の株を見てみても、ふっといものがほとんどで、伝統を感じます。決して安価なワインを生み出す産地ではないのです。残念ながら、ボジョレーの南の産地は、機械化できる仕立てに直され、収量もかなり多いものです(これらはクリュボジョレーとは生産されません)。

以前、クリュボジョレーの一つ、モルゴンでワインを造っている友人がいました。
今でも忘れることができないのですが、ある日、私は彼女から電話をもらいました。「お願い来て[ダッシュ(走り出すさま)]

その日は、彼女のワイナリーは大切な収穫日のはずでした。ところが、手当てした収穫のためのバイトが一人も来ず、収穫をすることができませんでした[バッド(下向き矢印)]
結局、彼女は、その後も経営との板ばさみに合い、ワイナリーを続けていくことができずに売却しました。

「ボジョレーはヌーボー。安いワインのイメージなの。」
今、彼女は転職し、幸せな家庭を築いているのがせめてもの救いで、私は、ヌーボーの季節になると、いつも彼女の言葉を思い出します。


シンガポールへ出張してきました

香港や、シンガポール、中国で在住されている日本人の方のお話を聞いて感心することは、アジアに世界の市場の中心が移ると口を揃えて仰っていることです。確かに、ヨーロッパもアメリカも不安定な今、一番安定した経済と呼べるのはアジアなのだろうな・・・と思います。

先週、シンガポール大使館主催の天皇誕生日のレセプションで、甲州がサービスされるということで、そのプレゼンテーションに行ってきました[飛行機]

レセプションが行われた名門・フラトンホテル[ぴかぴか(新しい)]
フラトンホテル.jpg


フラトンホテルは、リバーサイドにあります[かわいい]
リバーサイド.jpg


クリスマスツリー[かわいい]
フラトン クリスマスツリー.jpg


グレイス甲州とセレナエステートメルロをサーブいたしました[ぴかぴか(新しい)]
シンガポールレセプション4.jpg


毎年行われているレセプションでは、オーストラリアワインをサービスしているとのこと[ダッシュ(走り出すさま)] 今年のレセプションでは、大使じきじきに「ぜひ日本の甲州を!」と声をかけていただきました[ぴかぴか(新しい)] 公の場で、甲州がサービスされるのはやっぱり嬉しいです[exclamation]


それともう一つ、感動したことがあります。今回大使館の方々に非常にお世話になったのですが、「国益」と言う言葉や、「私たちは使われる方がいいんです」という言葉を皆さん使われていました。。
日本の各省庁から出向されている方たちがこうやって日本のために働いているんだなと思うと、熱くなるものがありました。こういう若い方たちがいらっしゃると、日本もまだまだ捨てたものではないなと刺激を受けた旅でもありました[ぴかぴか(新しい)]




旅立ちの日

9月に、7年暮らしたアメリカから戻り、3ヶ月間明野のワイナリーで一緒に仕込みをし、10年振り以上に同居をした弟が、今朝北海道へ旅立ちました[飛行機]

これから、北海道中央葡萄酒は、山梨の中央葡萄酒と分社化し、弟がここでがんばっていきます。これからも醸造の責任者として、北海道のワインアドバイスしていきますが、弟に一旗挙げてもらいたいというのが、私からの精一杯のエールです。

皆様にも温かい目で見守っていただき、今後とも未熟な姉弟をご指導いただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。





神戸牛と甲州ワインの夕べ [イベント]

このたび、とっても美味しい神戸牛のレストランで、ワインデイナーをさせていただくことになりましたので、ご案内いたします[ぴかぴか(新しい)]

神戸牛とは、厳しい審査をクリアした兵庫県産の但馬牛を差し、正式には神戸ビーフと呼びます[るんるん]
赤坂の「神戸牛懐石511」は、とてもお洒落な神戸牛専門店[ぴかぴか(新しい)] こちらで椎名誠氏(作家)、斉藤研一氏(ワインジャーナリスト)、と一緒にトークショーを開催致します。当日は、最高級神戸牛ステーキを含むディナーコースと甲州種ワイン3品、赤ワイン2品をご用意しております[ぴかぴか(新しい)] 皆様のご参加をお待ち申し上げております。

日時:2012年1月20日(金)開場:18時 開演:18時30分~ 
会場:『神戸牛懐石511』 http://www.a511.jp/  東京都港区赤坂4-3-28 ディアプラザ赤坂B1
お一人さま:15,000円(税別)
ご予約・お問い合わせ 東京都港区赤坂4-3-28 ディアプラザ赤坂B1 TEL:03-6685-0511 (11:30~14:30/18:00~24:00)までお願い致します[かわいい]



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